tkgshn編集版 - Virtualな時間のコミュニケーション - 主観的現実のなめらかな間主観的共有を目指して
TL;DR:
0. コミュニケーションのモデルについて
おさらいスタート↓
[* 人間同士のコミュニケーションは、主観的現実の部分的な共有 & 共同編集として捉えられる] 全ての「コミュニケーション」と名のつくものは、主観的現実の部分的な共有&共同編集として解釈できるだろう。
早い、何言ってるかわからないtkgshn.icon*5
対面の会話, 手紙, チャット, Slack, Zoom, ニコニコ動画, Google Docs, VRChat, Cluster, etc.など様々なコミュニケーションを、この枠組みで捉えられる
具体的には、対面の会話, 手紙, チャット, Slack, Zoom, ニコニコ動画, Google Docs, VRChat, Clusterなどの様々なコミュニケーションは以下の4事象に分けることができる
(なんか適当に「コミュニケーションの構造」みたいな理論作る)tkgshn.icon
以下でより具体的にみていこう。まずは右辺の「共有している現実」ということについて説明していく
1. 共有している現実の要素はいろいろある
人の感覚は、五感といって、複数レイヤーに分けれると〇〇は言ってた。
それを元に、改めてみていこう
感覚(=センスデータ)、知覚、認知など、色々なレイヤーの要素がありえる
具体的な例
対面の会話
自分の周りの空間を共有している
音声を重ねたり、身体を使って("その")空間を編集する事で共同編集している
映画館
映画以外の視覚聴覚情報はシャットアウトされて、映像と音声を全員で共有している
急に映画館で叫んだりしない限り、その共有された現実の共同編集はできない
Slack
channelという現実を共有した上で、そこにメッセージを書き込む事で共同編集している
Google Docs
ドキュメントのページという現実を共有した上で、それを共同編集している
ここら辺を、manabuueno的なメンタルモデル図解できると、かなりあついかもしれないtkgshn.icon https://kakeru.app/a5732aa947989f33f58c9c03e4df8cf8 https://i.kakeru.app/a5732aa947989f33f58c9c03e4df8cf8.svg https://kakeru.app/879a0911fb8533bc0df7e623a2313248 https://i.kakeru.app/879a0911fb8533bc0df7e623a2313248.svg
なお、この考え方(窓のメタファー)は自分が提唱したものではなく(新しいものではなく)、現象学も同じように解釈する(仲間がいるよ〜) (比較言語学のソシュールがレヴィ=ストロースを引用して、この考え方は文化人類学ではデフォルトのものだけど、俺が初めて言語学に持ってきた。だからこれを読む人は、一旦落ち着いて受け入れてほしい的な)tkgshn.icon
今まで現象学者の中では、「コンピューターコミュニケーション」はあまり取り扱われてこなかったが、これは{古典再読}することで、〇〇と解釈できる
この当時、{現象学者の強い人}は流石に「コンピューターが起こしたパラダイムシフと」は予想できなかったのだろうw でも、それさえなければ、この言説はかなり精度の高い未来予測だということができるであろう
(散々disるw)
disる意味は、「批評の範囲を明確にする」ことによって、ある部分は読者の前提知識を元に進められるし、そこから理論を発展させられるtkgshn.icon
disではないかもblu3mo.icon
「昔は応用範囲狭い」「けどコンピューター前提なら応用範囲広がる」という変化を示すべきblu3mo.icon
VRとかがある今、現象学的還元という一見意味分からないような世界の捉え方の応用範囲が広がって、実際に役に立つのではみたいなblu3mo.icon それが50年前にあったのすごい、みたいな話も出来るblu3mo.icon
これは、後にならないとこの話ができないtkgshn.icon
後からいくらも持ってこれる
it's time to change!感tkgshn.icon
分散型自律組織の背後にある技術とコンセプトの、より興味深い長期的な実用的メリットの1つは、DAOによって、情報および社会技術の急速な進歩に遅れをとっている社会的相互作用の側面である組織統治を、非常に迅速に試作し実験することができるということです。現代の通信技術は、個人の限られた交流能力、情報収集・処理能力を劇的に向上させていますが、今日のガバナンスプロセスは、「メンバー」「従業員」「顧客」「投資家」など、中央集権的な松葉杖と見られるような任意の区別に依存しています - これまで、多数の人々を管理する固有の難しさのために必要だった機能ですが、おそらくもう必要ありません。これからは、人々の能力や貢献意欲のべき乗則曲線をフルに活用した、より流動的で一般化されたシステムを作ることができるかもしれないのです。リキッドデモクラシーや ホラクラシーなど、透明性と効率性を向上させる新しいツールを活用しようとする新しいガバナンスモデルが数多くありますが、今日私が議論し解剖するのはフューチャーキーです。
vitalikによる、「Ethereumというプレイグラウンドは整ったけど、あいつらはずっと論文でなんかしてて、何も俺たちの生活を変えてない」「やっと今こそ変えれる時が来た」tkgshn.icon
{なんかレヴィ=ストロースが「the 文系」をdisるために、『図書館の巨人』みたいな文面で辛辣な批判をしたテクストがあったw}のでそれを引用しようwtkgshn.icon
対立構造を生かして理解させる
1. 目指す「ゆるやかな主観的現実の共有」とは
コンピューターを介すコミュニケーションのあり方が発達してきている
メール, Slack, Zoom, メタバース, VRChat, Cluster etc...
つまり、「コミュニケーションのあり方 = 現実の共有のあり方」のengineeringがしやすくなっている
+1tkgshn.icon
ここで、「どのようなコミュニケーションのあり方を目指すべきか?」という問いが生まれる
質問: これは、現象学ではもう「理想」みたいなものには踏み込まれてた?tkgshn.icon
「現象学を使って、あるべき姿とはこれだ!」みたいな宣言がされたテクストは存在する?tkgshn.icon
WIP、知る限りではない
が、インターネットの海のどこかにはありそうblu3mo.icon
今世において、「現象学を超えていかなければならない」
「やっときた!」的な
コミュニケーションの種類を、他の具体例を交えて紹介が必要
ここで各種のpros/consを出すtkgshn.icon
ここら辺は、さっきの窓の発展版でいい
何個か出す
これはおもろいのははないか!?みたいなのを誘う
this is the future論法tkgshn.icon*3
今まである程度営みがあった(強度がある)学問な上に、今、やっともっと実験ができるようになるとすれば、これを再参照しないという選択肢はないだろう!!!
賢い読者ならお気づきかもしれないが、デジタルが可能にしたことは、非現実を見せられるということである。
具体的に説明しよう、先にあげた例では、「工事現場の騒音」というのは現実に今まさに起こっていることではあるが(現実そのものだ!)、機械を使って遮断することもできる。
これは、能動的に受け入れるか否かを判断できる、「現実共有の程度」というパラメータの存在(&その体験への影響)
を直感的に理解してもらう必要が有るのかblu3mo.icon*3
その後に、「それらの欠点を全て超えられるかも知れないもの」として* 自分の仮説を出すtkgshn.icon blumoの批判としての、ポジションをどこに取るべきかを定めるtkgshn.icon
「こういうものをやるのが、俺の哲学だ!!!!!!!!」
「どのような主観的現実の共有のあり方を目指すべきか?」とも言い換えられる
0で説明した、「コミュニケーション」=「主観的現実の共有」という話を踏まえて置き換えた
どっちでもいいと思うtkgshn.icon
問いに答えたいblu3mo.icon
目指せる方向の一つは、より「現実共有の程度」を高める方向
「目指せる方向の一つ」という単語自体が、ある意味(もうすでに)結論にふれているかのように誤解する言い方だと思うtkgshn.icon
なるほど、もっと「これは批判対象だ」と最初から分かる書き方にすべきだなblu3mo.icon
なので、修正するべきは
多くの読者は〜
〇〇が前提だとすれば〜、でも、どうじゃない場合はどうなるんだろう?そして、その{そうじゃない}が起こる確率は、factベースで意外と高いのだ。
なので、これは、多くの人の誤謬であると言える
なので、{自分の意見}
のような文脈を先に読ませることではないだろうかtkgshn.icon
最強のVRデバイスを作って現実と見分けがつかないメタバースを作ろう、みたいな
なるほどね。俺が「「政治の未来」を考えるためにEthereumをやっている」みたいな文脈で、blu3mo的にはこれが『VRみたいなのが必要だ!(というか、こんな仮説を自分が持っていて、そのための実験の場所としてのxRはどうでしょう!?みたいな提案か。、tkgshn.icon) ただ、これは従来の「客観的現実」のあり方に囚われた古い価値観では、と言いたい あー、これ、前述でARを否定しているのか。ちょっと文章構造考えないと、意に反する読み方になるかもしれないtkgshn.icon
「ARの否定」とはblu3mo.icon
最強のVRデバイスを作って現実と見分けがつかないメタバースを作ろう、みたいな
この後の文脈は、「でも、それはうまくいかないだろう」みたいなのが言いたいのよね?tkgshn.icon
そうそうblu3mo.icon
そうすれば、余計に「ほとんどの人は〇〇を思い浮かべるだろう。だが、実際には{根本的な欠点}があり、(そこで古典再読とかして)超えていくには、この仮説しかない!」みたいな持っていき方じゃないと構造が読めない。tkgshn.icon
なるほど、シンプルに自分の文章力が低かったblu3mo.icon
メタバースを挙げる→でも、ちょっと待ってくれ。本当にこれでいいのか?
メタバースが実現して、嬉しくないこと。変えられないこと。バッドシナリオ
ただの現実のコピーができ上がる、みたいなのがバッドシナリオかなblu3mo.icon
じゃあ何を考えるべきなんだ?何を学べるんだ?
それは、〇〇を〇〇に変えることだと思う。
「現実共有の程度」を高めるだけでなく、程度をより自由度高く制御できる方向を目指すべきでは
i.e. 「現実共有の程度」を高める手段だけでなく、低める手段も追求すべきなのでは
いろいろな要素それぞれで、共有度を高めたり低めたり出来るべきでは
完全に共有する or 全く共有しない の二元論から脱却し、より連続的なspectrumとして捉えたい https://kakeru.app/72a106479e85e7ba7f79df2a48d7c7d9 https://i.kakeru.app/72a106479e85e7ba7f79df2a48d7c7d9.svg
今までは、左のように、「完全に共有」or「全く共有しない」な二元論の世界
このページで言いたいのが、右のような世界観
このことを「主観的現実のなめらかな共有」と呼びたい
SFを書く(具体的にイメージできるものから書く(ワクワクするのを書いてね!!!))tkgshn.icon
こんなのは結構「デジタル武装の啓蒙」みたいな感じを意識した
その後に、それを解説。tkgshn.icon
でも、間違った道に行くバージョンと、fix it をするバージョン
そこで、この
>「現実共有の程度」を高めるだけでなく、程度をより自由度高く制御できる方向を目指すべきでは
をfixする
そうそう、なるほどblu3mo.icon*3
2. なめらかな現実の共有の具体例
🍛「食事体験」のなめらかな共有
シチュエーション
「ご飯が食べれるメタバース」があったとして、Aさんはピザを食べたいけどBさんは中華が食べたいとする
AさんとBさんは二人でご飯に行きたい
このとき、
Aさんの目には「二人でピザをシェアしている」ように見えて、Bさんの目には「二人で中華をシェアしている」ように見えれば、二人ともハッピー
二人は「食べているもの」という現実の要素を共有していない
けど、二人とも「二人でご飯をシェアする」という体験は共有している!
💬「会話内容」のなめらかな共有
シチュエーション
二人で会話しているとする
AさんはXという形容詞をよく使いがちだけど、Bさんはその表現が苦手だっただったとする
このとき、
Aさんが発したXという言葉を、Bさんに届く前にフィルターしたり置き換えたりできれば、二人ともハッピー
チャットなりZoomなりでそういう事が実装出来るイメージが可能だと思う
📦「空間」のなめらかな共有
「空間」のなめらかな共有は、一般的にMRと言わる概念に近いと思う 以下の「MR」の図は、「バーチャル空間」と「物理空間」のなめらかな共有を表している
https://gyazo.com/5fee2500312806d6550d47fd17058db9
この考え方を拡張して、「バーチャル空間A」と「バーチャル空間B」のなめらかな共有も考えられる
例えば、二人ともお互いの身体は見えているけど、背景の景色は自分の見たいものが見えている、みたいなVR体験
⏰「時間」のなめらかな共有
より複雑になるけど、この具体例が今の自分の一番の推しblu3mo.icon*3
タイトルで言っている「Virtualな時間のコミュニケーション」は、
今のほとんどのコミュニケーションは、「同期 = 完全に時間を共有」「非同期 = 全く時間を共有しない」の二元論
その間の連続的なspectrumをいろいろ模索できると思っている
バーチャル時間の探究の関連ページにいろいろ書いてあるblu3mo.iconblu3mo.icon*2 これは別記事へ誘導blu3mo.icon
A. 定義次第ではあると思うけど、僕は「なめらかな共有」ができない世界よりはできる世界の方が「良い」と思っている
「現実共有の程度」の制御の自由度が低い世界:
強く共有する or 全く共有しない の二択/二元論
「現実共有の程度」の制御の自由度が高い世界:
なめらかに共有の程度を制御し、共有したい部分のみを共有する世界
これは、「人間同士がより繋がりたいように繋がれる」世界だと思う
結果的に人同士の繋がりも増えるのでは?(それは別に目的ではないけど)
倫理の議論をするならもっと具体的なレイヤーで話した方が良い気はする 以上がAbstract
のつもりだったけど、長くなりすぎた
-.icon
以下本文
(執筆中 2023/01/22現在)
0. コミュニケーションのモデルについて
人同士の信号の通信みたいにコミュニケーションを捉えるモデルがある
同じ世界に住んでいて、その上で信号を共有していると
ただ、それは客観的世界を前提としている。
主観のみを前提として、コミュニケーション時に共有されている間主観的体験を捉えたい
そう捉えると、コミュニケーションはその間主観的現実の共同編集であると言える
共有する「現実」は、色々な体験ものがありえる
感覚、知覚、認知など、色々なレイヤーの要素の共有がありえる
具体的な例
対面の会話
自分の周りの空間を共有している
音声を重ねたり、身体を使って("その")空間を編集する事で共同編集している
Slack
channelという現実を共有した上で、そこにメッセージを書き込む事で共同編集している
Google Docs
ドキュメントのページという現実を共有した上で、それを共同編集している
https://kakeru.app/a5732aa947989f33f58c9c03e4df8cf8 https://i.kakeru.app/a5732aa947989f33f58c9c03e4df8cf8.svg https://kakeru.app/879a0911fb8533bc0df7e623a2313248 https://i.kakeru.app/879a0911fb8533bc0df7e623a2313248.svg
コンピューターを介す事でコミュニケーションの媒体が進化している
人間が現実と相互作用(interact)するインターフェースとしてのコンピューターが発達している
電話 -> Zoomオンライン会議 -> メタバースのような進化の系譜を考えると、現実をより完全に共有するような方向に進化している 例えば、感覚〜認識のレイヤーでは、以下のような具体例がある
入力デバイス:
キーボード -> GUI用マウス -> フルトラッキング
みたいな
出力デバイス:
視覚: 白黒テレビ -> ディスプレイ -> VRHMD
聴覚: スピーカー -> イヤホン/ヘッドホン → ノイキャン付きワイヤレス
あるいはもっと意味寄りのレイヤーでも同様のことが言える
人間がコンピューター上のソフトウェアを介して世界と相互作用するようになっている
Zoom、Twitter、Slack、ネットニュース、etc
目指すべき「良い」コミュニケーションの形は、完全な現実の共有ではなく、「ゆるやかな現実の共有」であると言いたい
「完全な現実の共有」: 100%現実を共有する状態
例えば、従来の現実と全く見分けがつかない"メタバース"が作れたら、それは完全に現実を共有していると言えると思う
しかし、
「ゆるやかな現実の共有」
10
"共有される現実"の抽象度を高める作業であるとも言える
具体例1: 言語の抽象化・機械翻訳による部分的な言語の共有
Zoom Webinarの自動翻訳とか
音声の現実は共有していないが、より抽象的なレイヤーで言葉の意味という現実を共有している
具体例2: 時間の抽象化・バーチャルな時間体験による部分的な時間の共有
「時間」も、体験の要素の一部として捉えられる
二つ要素がある
物理時間のどこに位置するか
(物理学の時間の相対性はないものとする)
これが同期的かどうかの要素
体験の時間的順番と長さ
wip
Git vs Google DOcs